セーラー服の着方として、入学してから友達や先輩方に学びます。

最初は規定通り、丈の長めのセーラー服をきちんと着ているのですが、どうしたら他の人と差をつけられるか、可愛く見せられるか、という事がだんだん気になりだすのです。

そのうちに、丈を短くすると可愛いという事を耳にするようになり、可愛くなりたい人がそれを真似するのです。

丈を短くすると、手を上げた時に、ウエストラインが見えます。

その細さを見せつけて、女性らしさや可愛らしさをアピール出来るのです。

友達同士で、ピンで留めたり、縫ったりなどして、短さを競うようにしていました。

クリーニングは、長期の夏休みと冬休みだけに出していました。

それ以外は、貰い物などもあり、数枚持っていたので、それを使い回し、自宅で洗濯機でも洗っていました。

残念ながら、スカーフではなかったのです。

でも、襟の後ろから三角形のスカーフを出すのには憧れていました。

襟のところに、ピンで、出来上がったネクタイのような物を付けていたのですが、それも小さくするのが流行っていました。

本来はウエストラインにつくくらい長い物なのですが、それを結び直し、短くして留めるのが可愛いとされていたのです。

なので、長い時はその長さゆえ、風にあおられてネクタイが顔の部分まで来ることはありましたが、短くすると風に浮かぶ事はありませんでした。

風が強いと、後ろの襟は捲れます。

私はそれが女性らしいと思っていたのですが、それを見て、ある男子がエリマキトカゲと言っていました。

それを聞いてとても残念な気持ちになりました。