中学生の頃はセーラー服でした。
冬服は服もリボンの部分も黒で、襟の部分だけが水色でした。
ちなみに夏服はセーラー服の部分は真っ白で、リボンの部分が黒というツートンカラー。
そのお陰か、遠目からでも分かった程です。
ただ当時は物凄く嫌でした。
女の子なので、可愛いのが良いに決まってます。
デザインそのものにも不満がありましたが、それ以前にセーラー服そのものが嫌だったんです。
だからブレザーにすごく憧れていました。
高校になって制服がブレザーになった時は、本当に嬉しかったです。
さてこのセーラー服。
今は改善されていると信じたいですが、当時は男性が思っているよりも大変なものでした。
なにせ夏は暑く、冬は寒いんです。
何を当たり前の事と思うかもしれませんが、それが極端に出てました。
しかもコートを着ることが許されなかった学校だったので、冬の頃はガタガタ震えながら学校に通っていました。
夏服も夏服で何故か生地が分厚く、汗をダラダラ流しながら学校生活を送っていました。
しかもクーラーや暖房なんて教室に無かったものだから、その暑さや寒さは尋常ではありません。
今にして思えば、よく倒れなかったなと我ながらに関心してしまいます。
しかし、このセーラー服、今は存在していません。
卒業して数年後にブレザーに変わり、今もそのままです。
なんで私の在学中に変えてくれなかったのかと、悔しい気持ちと同時に寂しい気持ちも押し寄せて来ました。
当時はあんなに嫌っていたのに、何だか不思議な気分です。