私が通っていた学校では、セーラー服が制服で、冬服が2種類、夏服が2種類ありました。
冬服は、紺地の物です。
裏地付きと、裏地なしの「合服」ですが、合服はペラペラで寒いのであまり存在意義がなく、入学当初は「必要なのではないか」と親が購入するものの、高学年になるにつれ持っていない人も多かったです。
伝統ある学校だったので、学校が提示したものは持っていないと規定違反になるのでは?という恐怖的縛りがありました(笑)。
夏服は、白地の物です。
半袖と長袖がありました。
といっても初夏から30度ほどの気温と湿度の日が目立つ都内のこと、長袖は、夏服の走り(衣更をしてすぐ)の頃に目立ちたくて着るか、梅雨の肌寒い時に着用する程度で、あまり日常的ではありません。
ただ、全員長袖の夏服で参加が義務付けられている行事があり、ずらりと揃うと半袖よりも華やかな雰囲気となり、美しかったです。
半袖は袖口にカフスがありません。
白い袖口に垢汚れが目立つのを嫌ってか、酷暑の東京で少しでも涼を得るためか、袖口を少し折り返してカフスのようにするのが流行っていました。
小さい工夫ですが二の腕が細く見える効果もあります。
スカートは、厚地と薄地の2種類があったと思います。
盛夏のごく短い期間しか、薄地は着用していませんでした。
薄くてヘロッとしているので、プリーツがダメになりやすく厄介だったからです。
出身校の場合はスカートは、年間通して袖なしベストで吊っていたので、残念ながら腕を上げてもお腹は見えません(笑)。
むしろ、他校も皆そうなのだろうと思っていました。
袖なしベストでない場合、電車で吊革につかまる時なんか、大変ではないですか?
そういった学校の生徒さんは、どうしているのでしょうか?
いまだに謎です。