私の卒業した女子高はセーラー服。

 

それも女学校の時代から変わらずという歴史ある(?)セーラー服です。

 

ところが最近、そのセーラー服の襟の後ろに校章が付くようになりました。

 

正面から見れば変わりないのですが、

後ろから見ると、白い襟の隅に型押しした校章が・・・。

 

なぜ?

 

実は、私の母校の隣りには、同じセーラー制服の

商業高校(男女共学)があるんです。

 

パッと見は、そっくり。

 

校章を外せば、どちらの制服か分からない。

 

それは昔からでした。

 

隣りの高校の制服と区別をする為に

襟に校章を付けるようになったと言う噂です。

 

勿論、制服の効果の1つには、対外的に「その生徒が、どこの学校か?」

が分かるようにするという事があると思います。

 

でも、私達の頃は、制服はそっくりでも、両校はチラッと見れば、

「女子高生」と「商業高校生」は分かると言われていました。

 

どうして?

 

プリーツスカートです。

 

昔は、プリーツスカートの寝押しをするのが一般的でした。

 

その当時は、皆さん、ほとんど布団だったので、布団の下に2枚新聞紙を敷いて、

新聞紙と新聞紙の間にきちんとプリーツを畳んだスカートをセット。

 

一晩、その上の布団で寝る事で、次の朝、綺麗なプリーツスカートになるんです。

 

でも、これが面倒くさい。

 

プリーツを丁寧にセットするのも大変ですが、

寝相が悪いと、変な所にシワが付いてしまいます。

 

その大変な努力のいるプリーツスカート!

 

毎日セットするなんて、気合いが無ければ、とても無理!

 

商業高校生は、綺麗なプリーツスカート、

そして、女子高校生はフレアースカート(寝押しをしていないと

スカートの折り目が消えてしまうのです)。

 

なので、両校の区別は付くと言われていました。

 

男女共学と女子高校の違いでしょう。

 

でも、今はプリーツ加工がされているスカートなので、

卒業まで皆さん綺麗なプリーツスカートです。

 

だから、お隣りの高校との区別が難しくなってしまい、

セーラーカラーに校章を付ける事になったのかも?

 

歴史ある制服が、ちょっと変わってしまった理由でした。