私が子供の頃、ちょうどセーラー服美少女戦士セーラームーンのアニメが大流行しました。

幼稚園生だった私は、制服なんて持っていなかったので、当時よく売っていた作中のセーラー服を真似た服を着ては、友人たちとセーラームーンごっこをしていたものです。

セーラームーンに登場する女の子たちは基本的に、学校に通う制服も、変身後のバトルコスチュームもセーラー服だったので、幼い私は女子学生の制服はみんなセーラー服なのだろうと考えており、事実見かける学生の多くもセーラー服を着ていたので、それが当たり前だと思っていました。

ところが、いざ中学に入ってみると、私の学校の制服はブレザーです。

紺色の上着に灰色のボックスプリーツスカート。

高校の時は、黒のブレザーに白黒チェックのプリーツスカート。

これはこれで可愛いのですが、紺色の大きな襟に片側のみのプリーツスカート、胸には赤いリボンのセーラー服という私の憧れはとうとう身につけることのないまま、学生時代を終えてしまいました。

私と同年代、20代前半以上の女性の中には、今でもセーラームーンのような、ミニ丈の紺色のプリーツスカート、真っ白なシャツに紺色の大きな襟がはためき、胸元に赤いリボンのセーラー服に憧れている人はきっと多いはずです。

ですが、憧れはある一方、自分がセーラー服を着た事がある、という人はきっと少ないはずです。

そして、今でも少女の頃の憧れをこめて、私はセーラー服姿の女子学生たちを眺めます。